2022.05.07
レザーメンテナンス
レザーの洗濯方法
色落ちしないか確認
まず、レザーを洗えない要因、洗うことで起こりえるリスクですが、
・色落ち 色泣き
・型崩れ ちぢみ
が考えられます。
まずは洗うまえに、ふきんなどに水を含ませて皮革部分をふき取ります。目立たないところで。
そこで色が布巾に付着すると色泣きや色落ちする危険があります。
色落ちしたらまた染めるなどすれば問題ないのですが、
革×キャンパスなどの異素材で出来ているカバン。バレンシアガなどに多い組み合わせです。
水に濡れて革からキャンパスに色が移る色泣きが起こります。
それは要注意です。洗わない方がいいでしょう。
型崩れ防止
型崩れに関しては急速に乾燥すると縮みが起こります。
自然乾燥をさせます。
そして、乾かす際に、レザーローションやレザーオイルを革にいれてから乾燥させます。
また、カバンなどはタオルを中に詰めて型崩れしないようにします。
洗剤
レザーの汚れの程度によって使い分けるのですが、基本的には酸性の洗剤を使用します。
レザーなどの動物性繊維はアルカリ性に弱く脆化(ぜいか)といって繊維が分解されてしまいます。
なので酸性洗剤を使用します。
家庭用のシャンプーとかは酸性が多いです。
また、よごれがあまりなく、においなどが気になるようでしたら、
リンス(油分が多い)をぬるま湯に溶かして、すすぎ洗いをする程度で充分です。