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三田牛を守るためのプロジェクト

兵庫県の南東部に位置する三田市は近畿のシベリアとも呼ばれる様に、四季の温度差が高く、冬は厳しい冷え込みとなります。
その環境下で育つ三田牛、その飼育数は年間200頭程度と少なく、一頭一頭大切に肥育されています。
冬の厳しい寒さから身を守るため筋肉量が多く、良好な食肉として兵庫を代表するブランド牛として知られています。
食肉としての三田牛は、地域を代表する商品として多くに知られていますが、その皮革は他の多くの皮革と同等に扱われています。
冬の厳しい冷え込みのなか、丁寧に飼育されて育つ三田牛の皮革は、薄く丈夫なのが特徴であり、その皮革は鞣すと上品な光沢の美しい仕上がりとなります。
この上質な皮革を「三田レザー」の名で、三田の新しい魅力の発信、新たな地域ブランドとして育てる為のプロジェクトとして、スタートしました。

ZENSTEN

ZENSTENとは

ZENSTENは「全部捨てへん」という関西弁から名付けたブランド名です。今、三田牛の革は捨て値同然で業者に卸されています。しかし、この革は三田の特産品になりうる可能性を秘めています。今後、骨や角などの他部位や三田ポークの捨てられている部分の価値を上げたい。そんな思いも込めてブランド名を「ZENSTEN」にしました。