進路ガイダンス授業

先日、三田市にある祥雲館高校の1年生対象とした、進路ガイダンス授業にて

地方創生という枠組みで今回の三田レザーの取り組みを生徒様にお伝えしてきました。

転勤族で、外にでたから見えた視点

地方の高齢化を伴う人口減少

地方の魅力の低下

これからの大切な価値観

などを、お話してきました。

彼らは1週間後に進路、理系文系を決める大事な時期で真剣に聞いてくれていました。

鋭い質問も頂き汗をかきながらの授業でしたが、

すこしでも、仕事として地域課題解決をする人たちが増えるといいなと思います。

竹循環プロジェクト

今回の取り組みは。

三田市のみならず、全国的にも課題とされている放置竹林問題。竹の繁殖能力は異常に早く、放っておくと木が生える場所を侵食していきます。

竹の根は地面から浅いところを広範囲に生えていきます。一方、木は地の深く下まで根をはります。そのため、大雨など荒れた天気がつづくと、竹林が多い山は土砂崩れなどさの災害のリスクが高くなります。

伐採して竹を使用すればいいのですが、繁殖がはやいので伐採が追い付かないことや、加工しても使用するニーズや、そもそも加工に手間がかかり過ぎて、結果厄介者として放置されてきました。

これは全国各地同じ状況かと思います。

そんな厄介者扱いの竹ですが、最近では竹に含まれる成分において抗菌性、抗ウイルス性、殺虫性、抗酸化性、健康増進効果など見出されており、高い付加価値を有した高度なナレッジが注目されています。

みなさんもご存知、整腸作用のある乳酸菌も多く含んでいるのです。

この厄介者の竹を使って、三田牛を守れないかと今回のプロジェクトを立ち上げました。

https://congrant.com/project/sandaleather/5443