皮と革の違いって説明できますか?
本革かと原皮など、レザーの事を
記載するのも漢字がわかれていますよね。
レザー産業で働いている方なら常識な
使い分けがあるのです。
〇〇をした前後で漢字が変わる
皮と革。これは、レザー製品を作るときに
必ず行う、とある工程の前後で呼び方が
変わります。
それは、鞣し(なめし)工程
なめしをする前→皮
なめしをした後→革
なめしとは?
なめしとは、まだ毛や脂肪が付いたままの原皮を、レザー製品に加工しやすいよう、施す作業で、姫路やたつの市は世界の鞣し工場
と言われるほど盛んな産業です。
石灰に漬けて、余分な毛や脂肪をとかし、大きなドラムで何回も何回も回転させながら、丈夫で、柔らかな革へと変化させます。