染料染めと顔料染め

染料染めと顔料染め

革の違いとは?

レザー製品の色の染め方ってバラバラなんです。

レザー製品の色って、ものすごく種類も多くてどれを買おうか悩みますよね!

実はレザーの染め方って大きく2通りあって

染め方によって全然経年変化が違うんです。

経年とともに味がでてくる

これぞ革の特徴。キレイナな白っぽいベージュが、経年とともに飴色になってくる。色がなじんで、どんどん変化してくる。それが染料染め。

経年してもあまり変化がない

使っても使っても、あまり色の変化がでない。元の色に近い状態が続く。

それが顔料染め。

革に染み込ませて染める→染料染め

革の表面に染料をのせる→顔料染め

好みに合わせて購入しよう

革の色の変化こそが革だ!という価値観と、いつまでも綺麗な色でいてもらいたいという

価値観で別れます。

自分の成長に合わせて、もっているレザーの色もかわっていく。付いた傷も可愛さだだと思う方は

染料染めレザーを。

いつまでも綺麗な色で、メンテナンスも楽で、万が一な時も、染め直しが可能で長ーく付き合うことをしたいという方は、

顔料染めレザーを。

繊研新聞に掲載頂きました

 

2023年4月19日の繊研新聞に三田レザーZENSTENを取り上げて頂きました!

ZENSTENは三田レザーのみでなく、これまで有効活用されていないモノ(資源)

を利用し、価値のあるものへ変換。

地域貢献を行うブランドです。

この活動がより多くの方へ広がるよう、日々発信をしてまいります。

 

進路ガイダンス授業

先日、三田市にある祥雲館高校の1年生対象とした、進路ガイダンス授業にて

地方創生という枠組みで今回の三田レザーの取り組みを生徒様にお伝えしてきました。

転勤族で、外にでたから見えた視点

地方の高齢化を伴う人口減少

地方の魅力の低下

これからの大切な価値観

などを、お話してきました。

彼らは1週間後に進路、理系文系を決める大事な時期で真剣に聞いてくれていました。

鋭い質問も頂き汗をかきながらの授業でしたが、

すこしでも、仕事として地域課題解決をする人たちが増えるといいなと思います。

竹循環プロジェクト

今回の取り組みは。

三田市のみならず、全国的にも課題とされている放置竹林問題。竹の繁殖能力は異常に早く、放っておくと木が生える場所を侵食していきます。

竹の根は地面から浅いところを広範囲に生えていきます。一方、木は地の深く下まで根をはります。そのため、大雨など荒れた天気がつづくと、竹林が多い山は土砂崩れなどさの災害のリスクが高くなります。

伐採して竹を使用すればいいのですが、繁殖がはやいので伐採が追い付かないことや、加工しても使用するニーズや、そもそも加工に手間がかかり過ぎて、結果厄介者として放置されてきました。

これは全国各地同じ状況かと思います。

そんな厄介者扱いの竹ですが、最近では竹に含まれる成分において抗菌性、抗ウイルス性、殺虫性、抗酸化性、健康増進効果など見出されており、高い付加価値を有した高度なナレッジが注目されています。

みなさんもご存知、整腸作用のある乳酸菌も多く含んでいるのです。

この厄介者の竹を使って、三田牛を守れないかと今回のプロジェクトを立ち上げました。

https://congrant.com/project/sandaleather/5443

amazonショップを開店いたしました。

amazonnからでもご購入いただけるようショップを開きました。

下記からご覧くださいませ。

アマゾンシあまぞん

NHK様に取材頂きました!

キンゴジン

NHKのニュース金5時という番組内で紹介される「キンゴジン」の取材を頂きました。

なんと、全国放送です。。。

編集でうまいこと喋っているように見せてもらいたい。。。

 

今回は、

おさきクリーニング⇒春日農場さん⇒たつの市丸太産業さんの順番で撮影。

鞣し工程が三田レザーでテレビにでるのは今回が初です!

靴や財布の職人もすごい方なんですが、鞣し工程の方々も情熱たっぷり知識豊富で

信頼して取り組みができそうです。

全国で三田レザーがひろまりますように。。。

 

よんちゃんTV19日18時から

MBSの夕方情報番組

よんチャンTVの番組内にて三田レザーを取り上げて頂きます。

是非ご覧くださいませ。

レザーの洗濯方法

 

色落ちしないか確認

まず、レザーを洗えない要因、洗うことで起こりえるリスクですが、

・色落ち 色泣き

・型崩れ ちぢみ

が考えられます。

まずは洗うまえに、ふきんなどに水を含ませて皮革部分をふき取ります。目立たないところで。

そこで色が布巾に付着すると色泣きや色落ちする危険があります。

色落ちしたらまた染めるなどすれば問題ないのですが、

革×キャンパスなどの異素材で出来ているカバン。バレンシアガなどに多い組み合わせです。

水に濡れて革からキャンパスに色が移る色泣きが起こります。

それは要注意です。洗わない方がいいでしょう。

型崩れ防止

型崩れに関しては急速に乾燥すると縮みが起こります。

自然乾燥をさせます。

そして、乾かす際に、レザーローションやレザーオイルを革にいれてから乾燥させます。

また、カバンなどはタオルを中に詰めて型崩れしないようにします。

洗剤

レザーの汚れの程度によって使い分けるのですが、基本的には酸性の洗剤を使用します。

レザーなどの動物性繊維はアルカリ性に弱く脆化(ぜいか)といって繊維が分解されてしまいます。

なので酸性洗剤を使用します。

家庭用のシャンプーとかは酸性が多いです。

また、よごれがあまりなく、においなどが気になるようでしたら、

リンス(油分が多い)をぬるま湯に溶かして、すすぎ洗いをする程度で充分です。

 

SDGsワークショップに出展

三田青年会議所が主催するウォークラリーイベントに

アークショップを出店致します。

参観費無料。

三田レザーでオリジナルキーホルダーを作ってもらいます!

2015年に世界共通の目標として持続可能な開発目標(SDGs)が制定されました。日本においても行政・企業・学校教育の場でSDGsへの対策や教育が進んでおります。他方で、SDGsに対して表面的に取り組むSDGsウォッシュという言葉が存在するのも事実です。持続可能な明るい豊かなまちを目指す私たちは、名実一体の運動を推進する必要があります。

概要
・さんだのまちで謎解きウォークラリーを行います。
・さまざまな体験型ワークショップや謎解きでSDGs(まちを豊かにする世界で決めた目標)を学んでもらいます。
・全てをクリアして素敵なプレゼントをゲットしてもらいます。

ウォークラリーポイント 全部で7か所
①廃材を使って工作に挑戦!        深谷工務店(株)様
②竹でお箸つくり             くるり様
③健康スポーツ体験            じばやん倶楽部様
④子ども食堂ってなに?
捨てられた食料ってどうなるの?     つなぐ様
⑤コーヒーが透明に??
ろ過装置を体験しよう!         (株)仙代テック様
⑥カードゲーム
話し合いや助け合いの大切さを学ぼう!  場とつながり研究センター様
⑦三田レザーでキーホルダー作り      ZENSTEN

※SDGsとは
https://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/

開催日時
2022年5月22日(日)
時間13時~17時    12時30分 受付開始

参加費  無料

場所   まちづくり協働センター6F 多目的ホール2/3
〒669-1528 三田市駅前町2番1号 三田駅前一番館 キッピーモール6F

募集人数 親子50組100名
街中を歩き回るイベントです。必ず保護者様同伴にてご参加をお願い致します。
お子様が二人以上のご参加でも保護者様は1名でも構いません。

参加ご希望の方は、各項目ご入力の上、ご応募いただきますよう宜しくお願い申し上げます。

わずかな小雨は決行、荒天時は中止とさせていただきます。

当選落選通知につきましては5月9日頃に、ご記入頂きましたメールアドレスにご連絡させていただきますの
で宜しくお願い致します。
お問い合わせに関しましては、079−562−2667(平日9:00~14:00)までお願い致します。
※当イベントにおいて、子供たちの製作風景を撮影した動画を後日編集し、三田青年会議所ホームページ・
Facebook・Instagram・YouTubeにて配信させていただきます。ご理解・ご承諾いただける方のみ、ご応募下さ
いますよう宜しくお願い申し上げます。

三田レザーの誕生に向けて②

作者探し

剥いだレザーの仕入れから、鞣し工程(姫路)を経て、皮から革へ辿る工程は、三田食肉公社の中田さんのお陰で出来るようになりました。つぎは製品化する作者探しです。

自営業のクリーニングでは鞄のクリーニングと修理をしているのですが、修理はもともと提携しているお直し工場にお願いしていました。稀にそこでも対応できない案件が来るのですが、その時にお願いしていたのが、八景中学、篠山鳳鳴高校で同級生だった亀川さんです。

ハンドメイドバッグの作者で主にオーダー品の販売や、ブティックに卸している方で、難しい修理案件も対応してくれる心強い方です。

三田レザー製品化の話も快諾頂きサンプル作りから積極的に参画いただきました。

試作品作り

まず、三田レザーの特徴としては、

三田市は近畿のシベリアと呼ばれる程、冬場の冷え込みは強く近畿地区では中部にあたる三田ですが豊岡などの北部のまちよりも冷え込みが強くなるほどです。

夏場は盆地特有の暑さもあり、この寒暖差が三田牛の美味しさにもつながってくるのですが、

冬場の厳しい気候から身をまもるために牛の表皮は薄くなり、毛穴の密度が高くなり繊維質が高まります。

したがって薄くても丈夫という特徴をもちます。

その薄くても丈夫という性質を用いた製品を作成していくことにしました。

まずは身近なモノからと財布作りをはじめていき、出来てきたのが、

二つ折りにこの財布です。

コンパクトで手のひらに収まる大きさです。お札カードコインが入り、

きめ細かくなっており手入れすればするほど艶感がでてきます。

小さいながらも高級感がでていると思います。

三田レザーの特徴がでているなと思います。