染料染めと顔料染め

染料染めと顔料染め

革の違いとは?

レザー製品の色の染め方ってバラバラなんです。

レザー製品の色って、ものすごく種類も多くてどれを買おうか悩みますよね!

実はレザーの染め方って大きく2通りあって

染め方によって全然経年変化が違うんです。

経年とともに味がでてくる

これぞ革の特徴。キレイナな白っぽいベージュが、経年とともに飴色になってくる。色がなじんで、どんどん変化してくる。それが染料染め。

経年してもあまり変化がない

使っても使っても、あまり色の変化がでない。元の色に近い状態が続く。

それが顔料染め。

革に染み込ませて染める→染料染め

革の表面に染料をのせる→顔料染め

好みに合わせて購入しよう

革の色の変化こそが革だ!という価値観と、いつまでも綺麗な色でいてもらいたいという

価値観で別れます。

自分の成長に合わせて、もっているレザーの色もかわっていく。付いた傷も可愛さだだと思う方は

染料染めレザーを。

いつまでも綺麗な色で、メンテナンスも楽で、万が一な時も、染め直しが可能で長ーく付き合うことをしたいという方は、

顔料染めレザーを。

皮と革の違い

皮と革の違いって説明できますか?

本革かと原皮など、レザーの事を

記載するのも漢字がわかれていますよね。

レザー産業で働いている方なら常識な

使い分けがあるのです。

〇〇をした前後で漢字が変わる

皮と革。これは、レザー製品を作るときに

必ず行う、とある工程の前後で呼び方が

変わります。

それは、鞣し(なめし)工程

なめしをする前→皮

なめしをした後→革

 

なめしとは?

なめしとは、まだ毛や脂肪が付いたままの原皮を、レザー製品に加工しやすいよう、施す作業で、姫路やたつの市は世界の鞣し工場

と言われるほど盛んな産業です。

石灰に漬けて、余分な毛や脂肪をとかし、大きなドラムで何回も何回も回転させながら、丈夫で、柔らかな革へと変化させます。

 

 

繊研新聞に掲載頂きました

 

2023年4月19日の繊研新聞に三田レザーZENSTENを取り上げて頂きました!

ZENSTENは三田レザーのみでなく、これまで有効活用されていないモノ(資源)

を利用し、価値のあるものへ変換。

地域貢献を行うブランドです。

この活動がより多くの方へ広がるよう、日々発信をしてまいります。

 

経営コラムを依頼頂きました。

経営者団体が発行するコラムに掲載していだくことになりました。

株式会社クリーニング・センターおさき

代表 尾崎勝浩

 

・地域課題をビジネスチャンスに

地域には多くの課題が山積しています。いくつもの人や団体が課題解決に向け取り組みをしています。しかしながら、三田市は加速度を伴って人口減少化社会を迎えることが現実で、さらに多くの課題や、今私たちが魅力だと感じている物事が、なくなっていく事が危惧されています。現に、多くの賑わいの創出であった誓文払いや、花火大会なども中止となっています。市民病院も移転となります。

もちろん行政や政治家の方々も努力をされていますが、人口も減り税収も減りとなると、課題解決にむけての取り組みも制限を余儀なくされます。

 

各団体への市からの助成金も減少しており、いままさに持続可能な課題解決への取り組みが必要となっています。

 

・経営の観点で地域課題を

私たち、経営者は常に会社を存続さえることが出来るようにと活動をしています。その観点を地域課題へと向けることで、地域課題を解決しながらも営利活動を行うことができ、まさに持続可能な課題解決の取り組みを実施できると考えます。着目しやすい観点として、以下の3つのタイプがあります。

 

・未利用な地域資源3つのタイプ

「凡」・「負」・「棄」

「凡」は、平凡でどこにてもあるもの。身近な生物や自然、エネルギーなど。竹林や空き家。

「負」は、利用しにくい、迷惑、イメージが悪いこと。豪雪や、遠隔地域、迷惑施設、汚染土壌など。

「棄」は、かつては利用されていたが、廃れた、見捨てられたことであり、里山や棚田、伝統工芸、廃校など。

 

・三田牛の減少

三田が誇る三田牛は、年間200頭の生産です。年々減少しており5年前の半分以下です。コロナ禍、経営難、担い手不足など原因は様々ですが、私はこれまで価値がないものと見られていた三田牛の革に着目しました。かつては、産業廃棄物として処理されていました。これを買い取りレザー製品へ。そして三田市の新たな名産として、三田牛を育てる生産者の少しでもの負担軽減に、そして、こんな素晴らしい牛を育てているという誇りをさらに高めるためにと活動を開始しました。

3年面となりますが、お陰様でテレビやネットニュースでも取り上げて頂き、三田市のふるさと納税返礼品にも登録頂けました。

まちへの貢献は社業で利益をだし納税するだけでなく、直接的に課題解決をして、尚且つ持続的に継続して事業活動を続けることが出来ることでも、まちへの貢献が可能です。

 

・まちを元気にする人たちが増えること。そんな人たちが多く暮らすまちは、

明るいと私は信じています。

ショルダー&ハンドバックにもなる新商品の販売を開始いたしました。

 

詳しくは下記から

https://timeline-media.jp/projects/26

進路ガイダンス授業

先日、三田市にある祥雲館高校の1年生対象とした、進路ガイダンス授業にて

地方創生という枠組みで今回の三田レザーの取り組みを生徒様にお伝えしてきました。

転勤族で、外にでたから見えた視点

地方の高齢化を伴う人口減少

地方の魅力の低下

これからの大切な価値観

などを、お話してきました。

彼らは1週間後に進路、理系文系を決める大事な時期で真剣に聞いてくれていました。

鋭い質問も頂き汗をかきながらの授業でしたが、

すこしでも、仕事として地域課題解決をする人たちが増えるといいなと思います。

竹循環プロジェクト

今回の取り組みは。

三田市のみならず、全国的にも課題とされている放置竹林問題。竹の繁殖能力は異常に早く、放っておくと木が生える場所を侵食していきます。

竹の根は地面から浅いところを広範囲に生えていきます。一方、木は地の深く下まで根をはります。そのため、大雨など荒れた天気がつづくと、竹林が多い山は土砂崩れなどさの災害のリスクが高くなります。

伐採して竹を使用すればいいのですが、繁殖がはやいので伐採が追い付かないことや、加工しても使用するニーズや、そもそも加工に手間がかかり過ぎて、結果厄介者として放置されてきました。

これは全国各地同じ状況かと思います。

そんな厄介者扱いの竹ですが、最近では竹に含まれる成分において抗菌性、抗ウイルス性、殺虫性、抗酸化性、健康増進効果など見出されており、高い付加価値を有した高度なナレッジが注目されています。

みなさんもご存知、整腸作用のある乳酸菌も多く含んでいるのです。

この厄介者の竹を使って、三田牛を守れないかと今回のプロジェクトを立ち上げました。

https://congrant.com/project/sandaleather/5443

amazonショップを開店いたしました。

amazonnからでもご購入いただけるようショップを開きました。

下記からご覧くださいませ。

アマゾンシあまぞん

コンパクト長財布

長財布で、カード、コイン、お札を入れれて

めちゃくちゃ薄いコンパクト長財布が完成しました!

カードは6枚入ります。

厚さは9ミリと薄く、カバンに入れてもかさ張らないので

クラッチバッグや流行りの小さ目のカバンにも邪魔にならず収納できます!

コイン収納もでき、機能としては十分です。

横は195ミリ、たては90ミリの大きさ。

商品購入はこちらから

 

 

NHK様に取材頂きました!

キンゴジン

NHKのニュース金5時という番組内で紹介される「キンゴジン」の取材を頂きました。

なんと、全国放送です。。。

編集でうまいこと喋っているように見せてもらいたい。。。

 

今回は、

おさきクリーニング⇒春日農場さん⇒たつの市丸太産業さんの順番で撮影。

鞣し工程が三田レザーでテレビにでるのは今回が初です!

靴や財布の職人もすごい方なんですが、鞣し工程の方々も情熱たっぷり知識豊富で

信頼して取り組みができそうです。

全国で三田レザーがひろまりますように。。。